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年中行事

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永代土砂加持彼岸法要

開催日4月最終日曜日

仏教聖典の1つ『不空羂索経(ふくうけんじゃくきょう)』に、「光明真言を百八遍唱えて仏舎利(お釈迦さまのお骨)に見立てた土砂を加持し、その土砂を屍骸、墓、塔その他あらゆるものの上に散ずれば、大灌頂(だいかんじょう)光明真言加持土砂の功力によって光明を得て、西方極楽国土に往き、蓮華の上に化生し、菩提を成ずる」と説かれています。中国では唐朝時代において既にこの法会が行われ、我が国では、明恵上人高辨(みょうえしょうにんこうべん)や興生菩薩叡尊(こうしょうぼさつえいそん)上人などが宣揚して鎌倉時代より広まり、今日では近畿四国中国地方一帯で広く行われるようになった真言秘法の大法会です。
土砂は五大(地水火風空)の「地」を表し、五輪塔の基礎壇となる「地大」であり、すなわち五大万徳の総体を表しています。その土砂を光明真言で加持するところにこの法会の深秘があり、この法要のために準備した特別な土砂を用います。
当山に於いては、毎年春のお彼岸に永代土砂加持法要を以って皆さまのご先祖供養、新仏供養、水子供養をいたしております。宗旨、宗派を問わずお申込みいただけますので、信心の皆さまには是非この法縁に結縁なさる様ご案内申し上げます。