新春大護摩法要についてのご案内

謹呈 厳寒の候、寒さ厳しき折、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

さて、昨年一年というものは、日本国内にとどまらず世界中で新型コロナウイルスに人々は翻弄されてまいりましたが、令和三年に入りその様相は更に拡大の一途をたどり、首都圏、都市部に限らず地方にまで拡大してまいりました。

当山におきましてもその例外ではなく、新年の初詣もコロナ対策に万全を尽くし、ようやくご安心をいただき、ご参拝の方々をお迎えすることができましたが、参拝したくても行くことができないとのお声も多くいただきました。

然しながら現在様々な方々が以前とは異なり、自由に移動をしたりすることができなく、また「密」を避けざるを得ない状況に鑑みまして、本来一月三十一日に予定しておりました当山の正月の「新春大護摩法要」を今年は、同日ではありますが、参拝者をなくし、規模を縮小して結衆寺院、当山公認先達行者のみにて相務めたく存じます。

古来より、「正五九月参り」と申しまして、とくに正月は物事の始まりの月として、開運厄除、運気上昇などを寺社に詣で、祈願を受け、勝縁得るという習わしがあります。例年通り皆様とともに祈願し、お一人おひとりにご勝縁を授かっていただきたく準備をいたしてまいりましたが、先に申し上げました理由によりやむなく参拝者なしということを決断いたしました。皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。

末筆ながら、まだまだ寒さが続きますが、ご自愛賜りますようご祈念申し上げます。

合掌

下記にご案内申し上げます通り、この法要におきまして、先に申し上げました「正月参り」のご祈祷のご案内を申し上げます。

〇新春護摩法要 1月31日(

1、午前10時頃より護摩堂(特別護摩供)に於いて厳修

1、午後1時頃より頓證寺殿(大般若会)に於いて厳修

以上

〇特別ご祈願の受付

添え護摩祈願や特別護摩祈願をご希望の方は、事前または当日の午前中までにお電話、ファックス、郵送にてお申し込みください。

事前にお越しの上、直接お申込みいただくことも可能です。

※特別護摩祈願では日本八天狗である白峯大権現様五大明王様に皆様のご祈願を特別護摩供と大般若会にて祈念し、お授けいたします。